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紙鉄砲・昔の遊び

杉鉄砲と、作り方、遊び方はほとんど同じです。杉の実の代わりに紙をこめる。紙はチリ紙など柔らかいものを口の中に入れよく噛み、直径5~6mmほどに丸める。竹筒は直径1cmほどのものを使う。これはかなり威力があり、マッチ箱倒しなど射的遊びにも使えます。紙を口に入れるのが嫌なら、水につけて柔らかくしてもいいでしょう。

他に、木材で作って遊ぶ紙鉄砲もあります。この場合の弾丸は、菓子などの入った紙箱を、ハサミで2cm位の角片に切ったものを使います。角があるので至近距離から肌露出部分に当たると、かなり痛いです。顔に当てることは禁止されていました。慌てて打つと間違って顔に当たるときがあり、打った者は丁重に謝罪するとともに、その戦争の勝負がつくまで外されました。このへんのルールは子供ながらしっかりしていたと思います。令和の時代にやるとなれば、ゴーグルが必需品になる気がします。工作の得意な子は、引き金のある紙鉄砲まで作っていました。この流れで「石鉄砲」が生まれることになります。

 

石鉄砲のタマは丸まった小石、ビー玉、パチンコ玉などを使いました。一番はその辺にある小石でしたね。これは威力のある鉄砲で小学校の高学年から持ち始めたような記憶があります。小鳥を何羽も撃ち落とし夕飯のおかずにしたつわものもいました。扱いを誤ると誤射してしまい、よその家の窓ガラスを割って逃げ回ることになってしまいます。また、石鉄砲での戦争ごっこはさすがに危険なのでやっているところはなかったようです。